この入浴法は、副交感神経を活発にし、自然治癒力を高め、
心身をリラックスしていただく温泉入浴です。(塩谷式正心調息法より学びました)
①浴槽の中段に座し、背筋を伸ばし、半身浴で目を軽く閉じてください。
②肘を直角に曲げて、軽くわき腹に付け、手を組んで下さい。
①吸息(きゅうそく) 4拍
丹田に押し込むつもりで鼻から静かに空気を吸う。
湯気と共に宇宙の無限の力をたっぷりと吸い込み、その力が全身に満ち渡るイメージを持つ。
※丹田とはヘソより5cm下で、背と腹との中間
②充息(じゅうそく) 4拍
息を止めて、肛門を締め上げる。元気になったと確信する。
③吐息(とそく) 8拍
鼻から静かにゆっくりと吐ききって下さい。
体内の老廃物をすべて出しきり、全身が綺麗になったイメージをする。最後に丹田に力を入れ、肛門を締め上げる。
④リラックス
若返ったイメージで、静かに息を1~2回して整える。
この呼吸法を5回繰り返して下さい。
その後は足を伸ばして全身を湯に投げ出し、子供の頃の夢などを想いながら、心に新しい風を吹き込んで下さい。
そして、今の幸せを噛みしめ、感謝しましょう。
今までの温泉入浴とは全く違った、不思議な心地良さに遭遇し、心身がリフレッシュすることでしょう。